こんにちは、イケダです! 今回ご紹介させて頂くのは、ジャスティンデイビスの2012S/Sのコレクションから『ウェンディゴ』のご紹介です。 全盛期の人気から、なかなか良い新作が出ないというファンからの厳しい目から早数年。 このウェンディゴの展開の年は、ジャスティンの個性がさらに開花した印象がありました。 こちらの作品、スカルリングという概念が他のブランドとは異なり、近年のシルバーブランドのスカルはどれだけリアルに骸を表現し、その極わずかな表情や仕上げで各ブランドの個性を出しているところが多いですが、このウェンディゴは根本的にその概念がなく、スカル造形の命である『彫り』がなく表情は、ほぼありません。 更に、黒蝶貝のプリズムで作品名でもある『死の精霊』という独特な雰囲気もだしております。 まさにジャスティンデイビスらしいアーティスティックな作品です。