高級ブランドの中でも人気の高いシャネル(CHANEL)は、1910年にパリで帽子のアトリエ「シャネル・モード」を開業したことから始まります。

ガブリエル・ボヌール・シャネル(Gabrielle Bonheur Chanel)

創立者であるガブリエル・ボヌール・シャネル(Gabrielle Bonheur Chanel)通称ココ・シャネル(Coco Chanel)は、ジャージ素材や当時タブーとされた黒い服をドレスに起用するなど、ファッションを大きく変えた女性です。 帽子やドレスだけでなく、働く女性をテーマにしたノーカラージャケットスーツは、「シャネルスーツ」といわれるほど有名になりました。常に時代に反したファッションで成功したココ・シャネルは、今でもなお愛され続ける人物です。 1971年にそんな偉大なココ・シャネルが亡くなると、シャネルのブランド力は大きく低迷します。

カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)

しかし、1983年にカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を次のデザイナーに迎え入れると、その独自のデザイン性から再評価されるようになりました。

ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ(Victoire de Castellane)

そんな彼と一緒にジュエリーを盛り上げたのは、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ(Victoire de Castellane)です。 彼女は1984年~1998年の約14年間、ジュエリー部門でシャネルのデザイナーを務めあげ、数々のジュエリーを誕生させました。 彼女はフランスでも名門貴族であるカステラ―ヌ家に生まれであり、12歳のときにブレスレットを溶かして指輪をつくりあげるなど、幼いころからジュエリーに興味抱いていたのです。 シャネルでジュエリーデザイナーを務めあげた後、ディオール(Dior)のファインジュエリーディレクターに就任し活躍しています。

ピーター・フィリップス(Peter Phillips)

またシャネルでは、ファッションだけでなくココ・シャネルの死後からメイク商品に力をいれています。 メイク部門で特に活躍したのは、メークアップ グローバル クリエイティブ ディレクターとして就いたピーター・フィリップス(Peter Phillips)です。 彼は2008年に就任後、独創的なデザインからシャネルのショーも手掛けるなどの功績も残し、ネイルアイテムの品番505「PARTICULIERE」をヒットさせるなどして次々に新しいものを生み出しています。

ルチア ピカ(Lucia Pica)

2015年以降から、ルチア ピカ(Lucia Pica)をグローバル クリエイティブ メークアップ&カラー デザイナーとして後任に決定しました。彼女のカラーに対する専門の高さと、現代美術に対するセンスが評価されての結果です。 シャネルは、創立者ココ・シャネルの「自立した女性」のコンセプトを受け継ぎつつ、時代に流されない独創的なデザインで、今なお注目され続けています。それぞれ個々の部門のデザイナーが、シャネルの価値を高め続けているのです。
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