カルペディエムとは

カルペディエム社(CARPE DIEM)は1994年創業のアルチザン(職人気質)ブランドです。後に変更されますが、ブランド名と社名は同名です。 カルペディエムという名前は、古代ローマの南イタリアの詩人、ホラティウスの言葉(ラテン語)で「今この瞬間を生きる」や「この日を掴め」という意味があります。

ブランドの始まり

翌年1995年、「マウリッツィオ・アルティエリ(Maurizio Altieri)」がカルペディエムをブランドとしてスタートしました。最初の商品構成は靴とレザーによるアイテムの展開でした。 1999年春夏にはカルペディエムと同時に、息子の名前を冠したブランド「LMアルティエリ(LM Altieri)」を始動します。ブランドコンセプトは「新旧の融合」。 靴とレザーのコレクションからは一転、麻やシルク、コットンなどの天然素材を使用した布ラインを展開しました。 翌2000年には、活動の拠点をフランス・パリからイタリア・ペルージャに移転し、ブランド名の表記を「CARPE DIEM 」から「C-DIEM」(読み方は変わらず)に変更。

「1 piu 1 uguale 3(ウノピュウノウグァーレトレ)」

さらに翌年の2001年、社名を「CARPE DIEM」から「1 piu 1 uguale 3(ウノピュウノウグァーレトレ)」に変更しました。これはイタリア語で「1+1=3」を意味しています。 2002年、One piece(ミニマルなデザインの追究)を表現したライン、「リネア(linea)」を発表。後に「エムエークロス(MA+)」を立ち上げるマウリッツィオ・アマディ(Maurizio Amadei)が主に担当したと言われています。

伝説的ライン

同年、レザーのみを使用したライン「サルトリア(sartoria)」を立ち上げました。 このブランドはカルペディエムとは違い、完全受注生産のオールハンドメイドで制作され、なんと風合いを出す為砂漠に三年間埋め、自然の染みや風合いを出したレザーを使用するなど、マウリッツィオ・アルティエリの技術がにじみ出る伝説的ラインと呼ばれています。

日本での展開

日本での展開としては、2003年、「ダブルジェイケイ(WJK)」社がカルペディエムの輸入代理店を始めました。ウノピュウノウグァーレトレでオーダー集計を行っていた橋本淳(はしもとじゅん)氏が手がけました。 しかし2006年頃、ウノピュウノウグァーレトレの拡大と共に、アルティエリは消費者との温度差を感じ、自らの手でウノピュウノウグァーレトレを解体し約12年続いたブランド社の歴史にピリオドを打ちました。

ハイクオリティな素材

カルペディエム、またウノピュウノウグァーレトレの商品に一貫して言えるのは、とにかくレザーの質、布の質、縫製の質が良い事でしょう。 また、デザイナーが世界中を旅していた経験があるからか、麻やコットン、レザーに至るまで洗えるという点も特徴です。洗えるように加工したウォッシャブルレザーは、このカルペディエムが初めて提案したもので、同ブランドを代表するアイテムと言ってもいいでしょう。 さらには、旅を続ける間にボロボロに着古して、いつか着られなくなって捨てる日が来ても、自然に帰る天然素材のみを使用しているため、地球を汚すことなく捨てられるという、大変エコな作りになっているところもユニークです。ボタンはシルバーや水牛の骨などを使っていたり、糸はシルク糸を使っていたりします。 質、縫製、コンセプトの三本柱がここまでしっかりしているからこそ、その歴史に幕を閉じても、未だに追い続ける人が絶えない魅力を持ったブランドとなっているのかもしれません。
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