シジエム・サンス・パル・カルティエ

フランスを代表するハイジュエリーブランドであるカルティエ(Cartier)が2022年4月8日から18日まで京都市京セラ美術館でシジエム・サンス・パル・カルティエ(SIXIEME SENS PAR Cartier)を開催します。 シジエム・サンスとは第六感を指す言葉で、今回のイベントでは「人間の五感に訴えかけ第六感をも呼び起こす。」という意味が込められています。ハイジュエリーのみが宿る魂、ハイジュエリーのみが持つ人の心を打つ表現を示すアイテムが400点以上展示。ファインジュエリーやウォッチが集結する他、今作のイベントを記念して一部のアイテムをスペシャルオーダーができます。カルティエのアイコニックウオッチの1つであるパンテール(Panthere)やトゥッティ・フルッティ(Tutti Frutti)などの1点物が約160点あり、日本での初公開が数多くあります。

カルティエと京都

日本で数年ぶりに開かれるハイジュエリーイベントの開催地として選ばれた京都。2004年に醍醐寺霊宝館で「エットレ・ソットサスの目がとられた 『カルティエ宝飾デザイン』展」を開催して以来、カルティエは2015年に京都国立博物館で「カルティエ・ロワイヤル(Cartier ROYAL)」。2017年には東寺でガラディナーなどを開催してきました。歴史的な文化芸術、ものつくりの中心地である京都とビジネスの枠を超えた関係性を育んできました。そして、京都市京セラ美術館の協力を得て再び京都でハイジュエリーイベントが開催されます。 カルティエ・ジャパン・プレジデント兼CEOの宮地純は「京都は皇都として栄えた時代から人々が行き交い、多彩な文化を生み出してきました。そこには研ぎ澄まされた第六感(シジエム・サンス)にこそ感じれるものが秘めています。地球の内奥から湧き上がるエネルギーを伝え身に付ける物を輝かせる力を備えるカルティエのハイジュエリー。理屈を超えた感受性の対話、文化を超えた美の共鳴をご期待ください。」と語りました。 京都市京セラ美術館の館長を務める青木淳は「明治維新を契機としてリセットした京都美術。京都は以来、江戸期までに築かれた高度な工芸美術の伝統と歴史を継承しながらも特にフランスとの交流を通して、現代に生きる新しい美を追い求めてきました。由緒の正しさと革新性の同居はそのフランスに生まれたカルティエに流れる精神ですが、同じ精神をもって80年の齢を重ねた建築の再生リニューアルを果たした当美術館で、「シジエム・サンス・パル・カルティエ」が開催されることを嬉しく思います。」とコメントを残しました。

特別一般公開と館長兼建築家 青木淳のトークセッション

4月17日から18日の2日間に渡り一般公開が行われます。カルティエ・クリエイションの真髄である高い芸術性や優れた職人技に触れる機会を創造するとともにものづくりを学ぶ学生や若手アーティスト、デザイナーの未来の創造力を触発することを目指しています。4月18日には京都市京セラ美術館館長を務め、建築家でもある青木淳が文化の保存活用や若手芸術家の育成にも力を注ぐ総本山醍醐寺執行の仲田順英を迎えて特別トークセッション「カルティエと京都 伝統と改革、受け継がれる心」を開催します。 日本を代表するドメスティックブランドであるサカイ(sacai)のデザイナーを務める阿部千登勢をカルティエに迎えた「トリニティ・フォー・チトセ・アベ・オブ・サカイ(TRINITY FOR CHITOSE ABE of sacai)」を発表するなどカルティエの日本に焦点を当てた動向が注目を集めています。
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