親子でデザイナーを務める ケイスリー ヘイフォード

ケイスリー ヘイフォードとは

2009年にジョー・ケイスリー・ヘイフォード(Joe Casely-Hayford)と息子であるチャーリー・ケイスリー・ヘイフォード(Charlie Casely-Hayford)が共に設立したメンズラグジュアリーブランドです。

2009年の春夏コレクションで披露されてから長きにわたりイギリスの伝統的なファッションスタイルを提示し続けています。

ブランドコンセプトは「伝統のその先」というコンセプトを掲げており、サヴィル・ロウのテーラーリングを駆使した伝統的なパターンや高度な技術、洗礼されたデザインにモダンを持ち合させたアイテムを制作しています。ケイスリー ヘイフォードの布帛製品は日本製を使用されている事でも有名です。

ケイスリー ヘイフォードの前進ブランド ジョー ケイスリー ヘイフォード

ケイスリー ヘイフォードは元々、ジョーの名前を冠したブランド ジョー ケイスリー ヘイフォードして1985年にスたーとしたブランドです。

ジョーはロンドンのテーラー・アンド・カッター・アカデミーで学んだ後、セントラル・セント・マーチンズに入学、卒業経て、自身のブランドを立ち上げました。セントラル・セント・マーチンズの同期には現メゾン・マルジェラ(MAISON MARGIELA)のクリエイティブ・デザイナーを務めるジョン・ガリアーリ(John Galliano)がいます。1989年にブリティッシュ・ファッション・アワード(現ザ・ファッション・アワード)にノミネートをかわきりに注目を集めるブランドへと成長を遂げます。

サスティナブルが注目される以前に、第二次世界大戦で使用されたテントからコレクションを発表するなど先駆者的なブランドとしてブランド名が広く知れ渡ります。

2005年にはサヴィル・ロウの老舗で知られるギープス&ホークス(Gieves&Hawkes)のクリエイティブディレクターに就任し更に注目を集め、留まることなく活躍の場を広げました。2007年にはファッション業界で残した功績が評価され大英帝国勲章を授与されています。ジョーはイギリスで最も活躍する黒人デザイナーと言われています。

2016年からがんを患い闘病生活を送っていましたが2019年1月3日に、この世を去りました。デザイナー活動の他に、セントラル・セント・マーチンズで若手デザイナーの育成にも携わるなど、ブランドコンセプトである「伝統のその先」を自身で体現していたデザイナーでした。

ケイスリー ヘイフォードの代表アイテム

ケイスリー ヘイフォードの代表アイテムの一つはジャケットです。ジョーが持つテーラーリングの技術が存分に表されたアイテムでありながら、遊び心溢れるデザインを加えており、モダンな姿を見せながらもインパクトのあるデザインが施されています。また、チャーリーとジョーが持つ感性が融合し生まれた表現がアイテムに落とし込まれています。

そして、もう一つのアイテムがコートです。ジャケット同様、遊び心を加えたアイテムやイギリスの伝統的なコートを展開しています。時代にとらわれないデザインやインパクトを加えたアイテムが特徴的です。2019秋冬コレクションで発表されたコートでは、丸みを帯びた特徴的な襟を持ち、裾が大きく切り抜いたデザインが話題を集めた一着でした。

ケイスリー ヘイフォードの今後の動向

ジョーがこの世を去り、今後はチャーリーがデザイナーの主軸を担います。ジョーの死後、ブランドを休止するなどありましたが、2021秋冬コレクションで復活を果たしました。ジョー亡き今、チャーリーが作り出すアイテムにより一層注目と期待の眼差しが降り注がれています。

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