コレクション・プリヴェ?とは

コレクション・プリヴェ?(collection PRIVEE?)は、イタリアのボーローニャでアパレルメーカーを経営する一家に生まれたイタリア人デザイナー マッシモ・ビッツィ(Massimo Bizzi)が1988年に設立したブランドです。 ウェアに留まらず、靴やバッグ、アクセサリーを展開しています。その中でも、レザーアイテムの人気が高くフラッグバッグがブランドを代表するアイテムです。 ブランド設立のきっかけは、マッシモ・ビッツィが特別なアクセサリーを作り出したいという彼の願いから、独学で靴づくを始めました。靴づくりが実を結び、ファッションアイテムの制作へと幅を広げます。 アイテム制作の過程で、レザーが持つ素材の可能性に魅せられレザーアイテムの制作へ着手します。彼は、ハンドウォッシュや後染めをオリジナルで発展させ新たな表現方法を用いる事で独自の世界観を表現しました。 ブランド名の疑問符は「まるで賭けのような未知の世界へ飛び出す最初の一歩」という意味が込められ、マッシモ・ビッツィの強い探求心を表現しています。マッシモ・ビッツィは、疑問符を自身への疑問とも捉えており、コレクションを発表する度、自問自答を繰り返し、疑問を解決することでコレクションを完成させていると語っていました。ブランド名の疑問符の重要性が彼の言葉から伺えます。 ブランドコンセプトは逆構造解釈を掲げており、トレンドの逆を表現すことを重要視しています。その為、レザーは時代と共に深みが増し、トレンドに左右されないアイテムへと変貌を遂げる事から、レザーを使用したアイテムを作り出しています。一部の素材にヴィンテージ素材を加えたアイテムや、ヴィンテージの風合いを感じられるアイテムも展開しています。

ブランドのアイコンアイテム フラッグバッグ

コレクション・プリヴェ?の代名詞的アイテムがフラッグバッグです。 フラッグバッグという名前の通り、イタリア国旗のトリコローレが中央にデザインされています。スカーフプリントと呼ばれるプリントをデザインすることで、伝統的なパターンである馬具やホースベルトの模様が施されています。後染めが施されたベースカラーがヴィンテージ感を演出し、ブランドのコンセプトも表現したアイコンアイテムです。 2011年に誕生して以降、フラッグバッグは高い人気を誇ります。 また、フラッグバッグはPVC素材で制作されており、コレクション・プリヴェ?が発信し続けたレザー素材とは異なるアイテムとして注目を集めました。 30周年を記念するイベントでは、マッシモ・ビッツィが来日し、フラッグバッグで使用されたPVC素材を用いたポーチをプレゼントする企画を行い話題を呼びました。
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