ブランドの始まり

イタリアのファッションブランド、エミリオプッチ(Emilio Pucci)。 創設者であるエミリオプッチが、高校時代イタリアのスキーオリンピック代表だったときに自身がデザインし着用していたスキーウェアをアメリカの「ハーパース・バザー」という雑誌に掲載したところ、高評価を得たことがこのブランドの始まりです。 当時、一般的な女性のファッションは、コルセットや重いパッドなど体を締めつけるものが多かった中、シンプルで体に自由な動きを与えるストレッチの効いたデザインを提案したエミリオプッチ。 その革新的なデザインは当時のモダンな女性たちに衝撃を与えました。

プッチ柄の始まり

地中海の美しい風景やバリやアフリカなどのエキゾチックな文化に触れながら、発色が良く美しい色彩を多用するようになったエミリオプッチ。 1950年代にエミリオプッチの代名詞とも言える、鮮やかな幾何学模様でまるで万華鏡を覗いたような「プッチ柄」が制作されました。

人気は不動のものへ

エミリオプッチの制作するデザインは、過激で大胆ながら上品で高級感があり、ファッション関係者の間で「プリントの王子」との異名を持つようになりました。 1950年代、動きやすさを追求したエミリオプッチは、イタリアの製造会社とともに自由に動くことができるストレッチ素材の研究を進め、独自の新素材の開発に成功、デザイン面だけでなく技術的にもファッション界の先駆者となります。 エミリオプッチのシンプルでエレガントなデザインは、昼夜問わず日常からパーティーまで幅広く着用できます。1960年~1970年代、その特徴がアメリカのリッチでおしゃれな女性に急速に人気となりました。 中でもマリリンモンローやエリザベス・テイラーなど大スターに愛用されたことがエミリオプッチの名をさらに世界中に広め、その人気を不動のものとしました。 1990年代初頭、プッチ柄は注目されるようになり、1990年にはアメリカファッション協議会が主催する、アメリカで最も活躍するファッションデザイナーに授与される名誉ある賞「CFDA(Council of Fashion Designers of America)」に表彰されました。

エミリオプッチの死後

1992年、創始者であるエミリオプッチが死去した後は、娘であるラウドミア・プッチ(Laudomia Pucci)がブランドを引き継ぎ、後継者となりました。2000年にはLVMHグループの傘下に入りました。 その後、ジュリオ・エスパーダ(Jurio esupāda)、クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)、マシュー・ウィリアムソン(Matthew Williamson)、ピーター デュンダス(Peter Dundas)などのデザイナーがクリエイティブディレクターを歴任し2015年からは、マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgeti)が新たにクリエイティブ・ディレクターに就任。 現在は彼がすべてのコレクションを手がけています。 シンプルなデザインでもその美しい色彩が魅力のエミリオプッチ。高級感のあるデザインは、コーディネートに1点取り入れるだけで一気に華やかさをプラスできます。 ブランド創設者であるエミリオプッチが亡くなった今でも、ブランドの人気は衰えることなく海外セレブを始め、世界中の多くの女性から愛され続けています。
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