「隠された美」の追求

エンフォルド(ENFÖLD)は、2012年に植田みずきが設立した国内レディースファッションブランドです。 デザイナーの植田みずきは、人気国内レディースブランドのスライ(SLY)を立ち上げており、バロックジャパンリミテッドのカンパニークリエイティブディレクターとしても活躍しています。 エンフォルドのブランド名の由来は、ラテン語で「くるむ・抱きしめる」という言葉を意味するからENFÖLDからきており、抱きしめられているような服、洋服を纏う体へのストレスを最大まで減らし、着心地の良く自然体でいられる洋服を目指しており、素材へのこだわりを最も重要視しています。 コンセプトは、「隠された美(HIDDEN BEAUTY)」。体を優しく包み込むような上質な服を目指し、日本の伝統的な奥ゆかしさから感じられる美しさ、つまり隠された神秘的な美を追求しています。 メイドインジャパンにこだわり、デザイナーの考える日本人女性に心地よくフィットする洋服を目指しています。

特徴的なシルエット

エンフォルドの洋服の特徴は、コンセプトにもあるような隠されたところへの美を追求した、着用する人を包み込み、体のフォルムを隠すような特徴的なシルエットです。 あえて体のフォルムを隠すことで生まれる新たな女性的なシルエットを生み出しています。ただの大きめのシルエットとは一線を画した特徴的なシルエットと、上質な素材感やデザインを組み合わせた洋服は幅広い女性に人気があります。

スライ(SLY)からの飛躍

デザイナーの植田氏は元々10年ほどスライに携わっており、その10年間の間に二人の子供を出産しています。その出産経験や、年齢を重ねていく上で洋服に対する考え方が変わったと語っています。 今自分が表現をしたいことを表現するために、エンフォルドはスタートしました。 30代の働く女性をターゲットとしていますが、その他の年代の女性にも人気となり、現在では新宿伊勢丹や銀座三越など多くの百貨店などで展開されています。 同じく人気のスライとは一味違った、新たな植田氏の洋服への考えを落とし込んだブランドであるエンフォルド。今後の活躍に注目が集まります。
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