ラルフローレンの甥のブランド

グレッグ・ローレン(Greg Lauren)は、ラルフローレンの甥であるデザイナーのグレッグ・ローレンにより、2011年にスタートしたブランドです。 ラルフ・ローレンを叔父に持ち、幼い頃からゲーリー・グラントやアーネスト・ヘミングウェイのようなアイコニック男性のファッションに惹かれ、“スタイルは自己表現”というフィロソフィーを抱いて生まれ育ったデザイナーのグレッグは俳優、画家として活躍する多彩なアーティストとなり、その後、自身のブランドを立ち上げました。

斬新かつエレガントなデザイン

紙やミリタリー素材をベースにハンドクラフトで作られる彼のコレクションは、もはや洋服というよりアートピースに近い感覚で作られています。 画家として活躍する彼にとって、服作りもペインティングと同じようにアート表現のひとつであり、素材が生地であろうと紙であろうとそれは彼の自己表現には変わりなく、”服という媒体で表現活動する画家である”と自身で言います。 「人に影響を与える服作り」を目指すグレッグは、小さい頃からバットマン、スーパーマンなどのコミックヒーローから強い影響を受け、ゲーリー・グラントをイメージして作ったペーパースーツや、バットマンのケープからインスパイアされたコートなど、彼の“ヒーローたち”が次々に形作られ、また最近のコレクションでは、ビンテージのUS ARMYのテント生地や、ダッフルバッグをリサイクルしてスーツやブレザーを制作。 ディストレスされた部分を活かしながら、そこにエレガントな品性を感じるのも彼らしいテクニックでしょう。

価値ある一点物

グレッグローレンのデザインはヴィンテージ感のあるワークテイストとミリタリーテイストが元になっていますが、実はそのコレクションのほとんどがハンドメイドによる一点物として構成されています。 素材の魅力を最大限生かすため、歴史が染み付いた古い布から新しい命を再構築するため、最も原始的なハンドクラフトに拘ってアイテム作りがされています。 全行程を手作業で行うため当然かなりの手間がかかり、値段もそれ相応にしてくる訳ですが、大量生産の世間とは逆行する完全なアートと言えます。 彼は、素材や手法に関係なくリメイクされたアイテムひとつひとつにソウルがあると言います。彼の服をパーソナルに感じて着てもらいたい、“誰かに似せる”のではなく、“自分自身がヒーロー”ということに気づいてもらいたい。そんな洋服をこれからも作っていきたいのだそうです。 洋服だけに関わらず、あらゆる分野での彼の活動に今後も注目です。
グレッグローレン 高価買取いたします »

【RINKAN公式SNSにて最新情報配信中】