メルシーボークーとは、株式会社イッセイミヤケのグループ会社、A-net(エイ・ネット)のバックアップにより、デザイナーの宇津木えりが2006AWより東京コレクションでデビューした日本のブランドです。 A-netには「mercibeaucoup,」のほか、 「zucca」「CABANE de zucca」「TSUMORI CHISATO」「Ne-net」「plantation」「tac:tac」「HUMOR」が所属しています。

デザイナーについて

デザイナーの宇津木えりは、女子美術短期大学衣服デザイン教室を卒業後、エスモードジャポン、フランスのステュディオベルソーでファッションデザインを学びました。 帰国後、いくつかの企業にてデザイナーを務め、2000年BIGIに入社し、その翌年フラボアを設立。2005年3月末、フラボアのデザイナーを辞任し、2006年にメルシーボークーを立ち上げました。

mercibeaucoup,のコンセプト

メルシーボークーのコンセプトは「清く・楽しく・美しく。メルシーボークー、きちんとしているけど、ちょっと笑える。主張はあるけど、気どっていない。そんな、庶民的で、遊び感のある、ちょっときれいな服をつくりました。 mercibeaucoup, 名前には、感謝する気持ちを、日々大切に、忘れずにいたい、という思いをこめました。」です。 また、「mercibeaucoup」はフランス語で「どうもありがとう」の意味です。

アイテムの魅力

メルシーボークーの服はコンセプトの通り、気軽に着られる日常服なのにちょっと可愛らしく、ちょっと個性的です。 例えば、定番ボトムの「ふわスカ」は、ダーツの深さやタックの間隔、角度を計算した立体的なスカートです。ウエストがゴムで楽ちんなのに、独特のふんわりシルエットでこれ1枚で、おしゃれに見える頼もしいアイテムです。 また、ブランドを代表する”うしろまえパンツ”も、わたりがゆったりしているので、下半身をきれいにカバーしてくれると評判に。 デザイナー曰く、「なかなか納得のいく形にならず、試行錯誤の末、後ろ前逆にはいてみたら、イメージにぴったり!」で、”うしろまえパンツ”が完成されたそうです。 さらに、ショップの内装、雰囲気が独特です。 京都のショップは「おばけ屋敷な店。」をテーマ。ショップエントランスの階段もアーケード型で、真っ黒な壁にで人間の顔のようなデザインが施されていたり、 原宿のショップは「シールな店。」がテーマでショップ一面にシールが貼られていました。 初の路面店は東京・北青山にオープン、その後、銀座・原宿・京都と次々に展開をしましたが、現在は代官山店のみになります。 2010年に低価格帯のセカンドライン「jevous enprie!(ジュヴゾンプリ)= フランス語「どういたしまして!」)が展開されましたが、現在は廃止、または休止中。 2012年にA-netの公式通販サイト「HUMOR」の初のリアルショップ「HUMOR SHOP by A-net」が、東急プラザ表参道原宿にオープンし、現在は関東、関西中心に5店舗あります。
メルシーボークー 高価買取いたします »

【RINKAN公式SNSにて最新情報配信中】