ナイジェルケーボン(Nigel Cabourn)は、1980年に発足したイギリスのアパレルブランドです。1971年にナイジェルケーボン(Nigel Cabourn)が学生時代に起業した、クリケット(CRICKET)というブランドが前身となっています。

デザイナー ナイジェルケーボン

デザイナーは、ミリタリーやヴィンテージ、アウトドアを中心としたウェアの有名なコレクターでもあり、ブランドの創業者でもあるナイジェルケーボンです。 細やかなところまでこだわり、デザインと機能を融合させた作品が多く、またナイジェルケーボンが愛してやまないミリタリーやヴィンテージウェアなどのアウターアイテムも豊富に揃っています。 ナイジェルケーボンは40年以上ファッション業界に携わっていることから、一般的なコレクションではなく、トレンドに左右されない独自のファッションブランドを生み出した人物です。 1967年にイギリスの北部の最大都市ニューカッスルにある、ノーザンブリア大学のデザイン科へ入学し、服の製作を手掛けているうちに起業したいと考え、卒業と同時にクリケットを立ち上げることとなります。 数多くのヴィンテージ作品を目にしてきたからこそ培われた、オリジナリティあふれるアウターコレクターとして世界的にも知られています。

ブランドの特徴

ナイジェルケーボンのブランドは、デザインのディテールや、ヴィンテージクロージング、生地などから発想を膨らませてアイテム化されているものが多いといった特徴があります。 ミリタリーやワークウェアなどには珍しいアイテムを使用しており、ヴィンテージウェアに関しては、ナイジェルケーボンが世界中を飛び回って自身で集めてきたものを多く取り入れています。ミリタリーやヴィンテージのそれぞれの特性が、ナイジェルケーボンのコレクションに反映された人気の高いブランドです。

二つのコレクションライン

ナイジェルケーボンのコレクションとして、イギリス生産・日本生産の2つのラインがあります。イギリス生産はオーセンティックラインと呼ばれ、マッキントッシュやハリスツイードの素材など、イギリスならではの素材を使用したものが多く、中にはイタリア製の高級品アイテムまで豊富なラインナップです。 メインでもある日本生産のコレクションは、日本の生産技術のクオリティを活かし、さらに日本独自のテキストスタイルを展開しています。ナイジェルケーボンは日本生産のメインラインもデザインやディレクションに携わり、イギリスにはない日本独自の、洗い加工や染めを取り入れたアイテムも多数です。
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