ストーンアイランドの歴史と概要

ストーンアイランド(STONE ISLAND)は、1982年にイタリアモデナ郊外のラヴァリーノで創業したファッションブランドです。機能性とデザインを両立するスポーツウェアを中心としたコレクションを展開しています。

デザイナーマッシモ・オスティ

1970年代初頭、デザイナーのマッシモ・オスティは、ボローニャのグラフィックデザイナーでした。Tシャツデザインの誘いを受け、制作したグラフィックをプリントしたTシャツで小規模なコレクションを展開したところ、即完売となりました。このプロジェクトの成功がきっかけとなり、衣類の実験的なイノベーションへと歩みを進めることになったのです。

1970年代中頃、当時イタリア軍が開いていたヴィンテージマーケットでは数多くの軍服が売られており、オスティはミリタリーウェアが持つ機能性や可能性にいち早く目をつけました。そこからミリタリーウェアの細部までを徹底的にリサーチし、素材や繊維にまで研究を進め、カラーリングや加工技術を駆使したオリジナルのミリタリーウェアを制作していきました。

CPカンパニー(C.P. Company)、ストーンアイランド(STONE ISLAND)、ボンネビル(Boneville)、レフトハンド(Left Hand)といった数々のブランドを立ち上げ、シュプリーム、ナイキラボ、カニエウエスト、ゴーシャラブチンスキーなど、現在のファッション界に欠かせない存在からも高く評価されています。

ブランドの歩み

1982年にストーンアイランドを設立。翌年の1983年には、イタリア・トリノを拠点とする大手繊維メーカーGFTグループと合併し、アウターだけでなくフルコレクションを展開するようになりました。1985年、ミリタリーファブリックのコットンサテンの表面と裏側にポリウレタンコーティングを施した「Raso Gommato」、1986年にはコットンサテンにシルバーコーティングを施した「Alu C」、さらに1989年、温度によってカラーが変化するジャケット「Ice Jacket」など、次々と実験的な素材を使ったウェアを発表し、この斬新なアイディアが話題となり、ストーンアイランドの名が多くの人に広まっていきました。

1996年には、創業以来ブランドのデザインを担ってきたオスティが自身のプロダクションを設立し、ストーンアイランドから離れました。後任のイタリア人デザイナーポール・ハーヴィーは、セントマーチンズでテキスタイルを専攻していた人物。マテリアルの改良に着手し、1999年には「Silver Jacket(シルバージャケット)」と「Bronze Jacket(ブロンズジャケット)」を発表しました。

2008年にポールがブランドを退くと、手がけるテーマに最適なデザイナーを専任構成をとり、デザインチームを立ち上げました。設立当初から続く革新的で挑戦的なスタンスで、現在も多くの人々を魅了しています。

ブランドの特徴

創業以来、アクティブウェアのシャープなデザインにインスパイアされたアイテムを数多く展開。機能性と創造性、そしてデザイン性を追求したアイテムは現在のコレクションでも表現されています。代名詞とも言えるガーメントダイというカラーリング手法により独特の風合いを持ったアイテムが特徴的で、着心地や機能性を追求しながら、革新的デザインで、スポーツウェアの共通感覚を新に定義。左腕にストーンアイランドのバッジを身に着けることは、多くの人にとって、流行より本質の重視を象徴しているとされています。

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