ビジネスマン御用達のトゥミ

トゥミ(TUMI)は、アメリカで1975年に設立されたブランドです。日本でも多くのビジネスマンが使用しているということもあり、トゥミの商品を見かけない日はありません。 アメリカのニュージャージー州サウスプレーンフィールドに拠点をもつ鞄の製造、販売メーカーとしてスタートしています。 トゥミというブランド名の由来は、南米の青年平和部隊が主催するボランティア活動に参加した創業者チャーリー・クリフォード(Charlie Clifford)が、ペルーの偶像である「トゥミ」にインスパイアされて名づけたことがはじまりです。 1980年代には、柔らかくて機能性に優れた、黒のバリスティックナイロン製トラベルバッグが大ヒットし、その成功が現在の土台となっていました。 1986年には、ソフトブリーフケースを発売します。当時は革製のビジネスバッグが主流だったこともあり、常識を覆すような新しい風をファッション業界に送り込むこととなりました。 その後、トゥミは急成長を続け、1990年にファッションの本場であるヨーロッパに進出することになります。ドイツに支社を設立し、そこを拠点にヨーロッパで勢力を伸ばしていくことになります。 1992年には、レザーウォレットやビジネスアクセサリーなど、ビジネスマンが必要とする細かい分野までカテゴリーを広げていきます。その後、現在でも多くのビジネスマンに愛用されているトゥミホイール・ア・ウェイ(TUMI WHEEL-A-WAY)を発表します。 インラインスケートに使われているホイールや伸縮式ハンドルなど、最先端技術とカスタムパーツを搭載したキャスター付きビジネスバッグは、当時としては斬新で、その便利さもあり一気に認知度を広めました。

展開は世界展開へ

1997年には、アメリカのカリフォルニア州サンタモニカに初のTUMIストアをオープンさせ、その翌年アジア進出を果たすことになります。 そして、創業25周年をむかえるころには、ヨーロッパや日本などに多くのTUMIストアが出現し、世界各国で知れ渡るブランドに成長を遂げます。 その後も成長をやめることはなく、Eコマースでの事業展開の拡大や、他のブランドとのコラボレーションなど、新たな一手を打つことにより確実に現在も成長を続けています。 2012年には、ついにニューヨーク証券取引所に上場するまでになり、世界30か国以上で展開されるメガブランドにまでなりました。このようにしたTUMIの絶え間ない新提案が、世界各国のビジネスマンに愛される、トゥミの成長に繋がっています。

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