ウエスコ
ウエスコ(WESCO)とはジョン・ヘンリー・シューメイカー(John Henry Shoemaker)が1918年にアメリカのオレゴン州スキャープに創設したアメリカンワークブーツブランドです。
ジョン・ヘンリー・シューメイカーが16歳の頃、ブーツメイキングに携わるようになります。彼はロッガーズ・ブーツのメイキング技術を習得したことでブーツ職人として人生を歩み始めます。
ブーツ職人としての成長を求め、ジョン・ヘンリー・シューメイカーはブラドリー・シュー・カンパニーとグッドイヤー・シュー・カンパニーでブーツ作りを学びます。グッドイヤー・シュー・カンパニーではプロダクト部門とリペア部門の責任者を務めます。退任後、独立を果たします。
ですが、世界大恐慌により大きな打撃を受け、一時は工場を閉鎖せざるをえない状況になり、事業や貯蓄、家さえも失ってしまいます。それでも彼はブーツメイキングの道具は決して手放しませんでした。
ブーツ職人を雇うお金が無かったため、家族や親族と力を合わせブーツ作りを再開させます。良い日は8足しか製造できなかったといいますが、ロッガー達が働く現場に直接ブーツを売りに出かけ、徐々にビジネスを回復させていきます。
そんな不屈の精神がジョン・ヘンリー・シューメイカーの孫である現在の社長を務めるロバータ・シュー・メイカー(Roberta Henry Shoemaker)に受け継がれ、ファミリーブランドを貫き、大量生産にシフトすることなく品質を最優先するアメリカンワークブーツブランドとして今も名を知られています。
ウエスコの特徴
ウエスコは創設から変わらずステッチダウン製法で全てのアイテムは製造されています。この製造を行うことでソールの剥がれへの耐久性はもちろん、気密性が高く防水性が向上します。また、他のブーツブランドに先駆け、スティールシャックを採用してます。選び抜かれた素材とステッチダウン製法を組み合わせることで耐久性を更なるレベルに引き上げています。
創設当初から現在も続くハイクオリティーを保ち続けるため大量生産を行わず、ウエスコの職人が一つひとつ丹精を込めて制作してます。
ウエスコのカスタマーオリエンテッドの考えからクライアント個々の使用状況や趣味趣向、ライフスタイルに合わせて1足からのカスタムオーダーが可能になっており、愛着と長く履けるアイテムを提供してます。