クリスチャンダダの快進撃

「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」は、2010年に、デザイナー「森川マサノリ」によって創立された日本ブランドです。 2012年に東京コレクションでランウェイデビューを果たした後、2014年6月にはブランド設立から4年足らずでパリコレクションに進出しました。 通常、日本で10年程度経験を積み、さらにサンディカと呼ばれるパリ・クチュール組合とやりとりを重ねた上で、パリコレクションに進出するのが一般的ですが、クリスチャンダダは度重なるやりとりはせず、いきなりパリコレクションの世界に飛び込みました。

パリコレ進出の背景

ロンドンコレクションも視野に入れていたクリスチャンダダが、最終的にパリを舞台に選んだのは海外への進出をサポートしてくれる人材という面でパリに魅力を感じたのが大きな理由だったそうです。 パリコレ進出を目指した理由として、市場の拡大とブランド価値の向上にかける思いが大前提ですが、単純にパリという世界的な舞台で戦ってみたかったという気持ちも大きくあるようです。 パリコレクションに進出に抱くのは、世界にクリスチャンダダの名を残したいという希望でした。 さらには、昔の自分にとってそうであったように、ファッション業界が今の若者にとって明るい夢のある場所になって欲しいという願いがあります。 今のファッション業界は昔のような華やかさや憧れというより、ネガティブなイメージが強く、職業としてファッションを選択する人も少なくなっているそうです。 そんな背景に森川自身、日本ファッションが終わるという危機感を感じる一方、ファッションの可能性を信じているデザイナーでありたいと語っています。 パリという大舞台でベテランたちに混ざってやっている自分の姿で、ファッションの明るい未来を若者に示し、希望や道しるべになりたいという思いがあります。

ショー継続の大切さ

パリコレクションに進出した後、その後もショーを継続することが大切であり、そのためにも資金が重要と森川は語ります。資金調達の方法として、ブランドマネージメントを行っている、シンガポール企業「D'League」の傘下企業となる道を選びました。 クリスチャンダダの商品をD'Leagueグループのセレクトショップに卸していたことがきっかけだったことに加え、同じビジョンを持って一緒に仕事ができると思えたことが決め手になりました。 森川は、パリコレ進出前に見たショーでは、自分がやりたいことに気付いたと語ります。それまでのコンセプチュアルな服から進化し、クリエイティブでありながらも街にいる姿が想像できるような服を作りたいという気持ちに気が付いたようです。 2014年のパリコレデビュー後、2015年、2016年と続けてコレクションを発表し、ますます世界から注目されています。M&Aで傘下企業となったことで、デザイナー業に集中できる環境が整ったと語る森川がつくる、これからのクリスチャンダダにも目が離せません。
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