ディオールが新たな試みとしてショーン・ステューシーとコラボレーション

2019年12月3日にマイアミで行われたデイオール(Dior)のメンズフォールコレクション2020。このコレクションにおいて、ナイキ(NIKE)のエア ジョーダン(AIR JORDAN)ブランドとデイオールがコラボレーションするという衝撃的な発表がありました。デイオールとナイキのコラボレーションに目を奪われる来場者を、釘付けにしたもう一つのコラボレーションも同時に発表され話題を呼びました。それが、ステューシー(STÜSSY)創設者のショーン・ステューシー(Shawn Stussy)とディオールのコラボレーションです。

キム・ジョーンズとショーン・ステューシーが表現する世界観は真反対の様に感じられますが、両者には共通点があり、今回のコラボレーションが実現しました。キム・ジョーンズは、ストリートカルチャーに精通している事も有名な話です。ロンドンのセレクトショップ ハイドアウト(The Hideout)で働いていた経験があります。ハイドアウトは、ギミーファイブ(Gimme Five)が運営するセレクトショップで、ギミーファイブの創設者がマイケル・コッペン(Michael Kopelman)です。マイケル・コッペンはステューシーを世界に広めたとされるオリジナルメンバーの1人でもあります。そんな、キム・ジョーンズの背景には、自身が尊敬するアメリカ人デザイナーにショーン・ステューシーの名前を挙げています。キム・ジョーンズのバックグラウンドをショーン・ステューシーが理解していることから、今回のコラボレーションが実現しました。キム・ジョーンズは兼ねてから、ステューシーのファンを公言しており、その思いも同時にコレクションにリスペクトが表現されています。

会場を彩るショーンフォト

今回のコレクション会場を彩っているは、ショーン・ステューシーの手書きによるフォトがデザインされています。通称 ショーンフォトと呼ばれるフォトは、ステューシーを代表するデザインであると同時に、ショーン・ステューシーのアイコニック的なフォトです。会場のルベル・ミュージアムは生前、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が画廊を営んでいた経歴に敬意を払い、古くから関係を持つアメリカに位置するこの美術館が選ばれました。会場にはアメリカの高級車 キャデラックが展示されています。キャデラックのコマーシャルに起用された女性の衣装をディオールが手掛けた過去から、キム・ジョーンズの敬意が細部の展示から表現されています。

ショーンフォトがデザインされたコレクションの数々

コレクションではアパレルのみならずアクセサリーやバッグなどのアイテムにもショーンフォトが使用されています。ディオールのロゴは、ショーン・ステューシーの再解釈により新たなロゴへと生まれ変わりました。新たなロゴをデザインした色鮮やかなニットやサイドバックといったコレクションは来場客の目を奪う数々のデザインで構成されています。

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