フェンディは、イタリア、ローマを代表する高級毛皮製品や服飾品のブランドで、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループに属しています。そんなフェンディが、2014年2月、最新ドキュメンタリーフィルムである「Inside The Mothership(インサイド・ザ・マザーシップ)」を制作しました。この作品は、2013年9月19日にイタリア、ミラノで開催された、アニバーサリーイベント「フェンディ・デー」の一連の熱狂と、フェンディのブランドの核心に迫ったものとなっています。 監督はロイック・プリジェント。主演を務めるのはファッションデザイナーでドイツ出身のカール・ラガーフェルド。同じくスポットライトを浴びるのは、フェンディの創業家3代目であるシルヴィア・フェンディと、フェンディのチェアマン兼CEO(最高経営責任者)であるピエトロ・ベッカーリとデルフィナ・デレトレズ・フェンディ、スタイリストであるシャーロット・ストックデールです。 作品中でカール・ラガーフェルドは、まるで疲れなんて知らないかのように、フィッティングからキャスティング、ファッションショー本番、新ブティック、展覧会と、次々にタイトなスケジュールをこなし、細部まで目を光らせながらも、モデルのカーラ・デルヴィーニュとジョークに興じています。その生き生きとした瞬間をアップテンポに捉えた瞬間の他にも、今季のコレクションを象徴する「シルクオーガンジーと刈り毛のファーを重ねる手法」についての見解も大きな見どころです。 もちろん、フェンディのレディ・トゥ・ウエアやアクセサリーの数々もスポットライトを浴びています。その代表とも言えるのが、なんと300時間もの時間と手間をかけてクリスタルを施したというビスチェドレスです。まばゆいほどにきらめくドレスは見る人を魅了します。 「インサイド・ザ・マザーシップ」は、15分間のショートムービーで、オンライン上で視聴することが可能です。メイクアップの時間から、真っ白なアトリエ、所せましと並んでいる衣装、ランウェイの修正、エネルギーに満ち溢れたファッションショー。普段は手の届かないところにあるフェンディの世界を、誰もが体感できるものとなっています。この作品についてピエトロ・ベッカーリは“見る人を没入させる、この唯一無二のプロジェクトは、フェンディにとってさらに一歩前進する重要なステップであり、当ブランドの歴史を豊かにしてくれるものとなるでしょう”と自信満々。フェンディは他にも、2014-15年の秋冬コレクションのバッグステージにフィーチャーした「ピュア!ブルータル!グラマー!」というフィルムも制作しており、その他ユニークなプロジェクトが話題を呼んでいます。
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