マグ(MUG)はジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)を創設した日本のファッションデザイナーです。MUGは1971年に生まれ、1991年に桑沢デザイン研究所を卒業しています。G.V.G.V.のもととなるセレクトショップのケイスリー(k3)には、はじめは顧客のひとりとして通っていました。1996年にk3に入社し、デザイン以外の業務に携わったのち、k3の代表からの提案をきっかけにファッションデザインを始め、G.V.G.V.創設に至っています。 MUG はG.V.G.V.のコレクション制作において、女性としてのシルエットを意識しつつも、メンズライクな要素を取り入れることをこだわりのひとつとしてきました。そのこだわりのもと、フェミニンとマスキュリンが同居する世界観をコンセプトに、そのときそのときの感性と発想に従ってクリエーションを行っています。そのため、シーズンごとに異なる印象のカラーを打ち出してくるのも、MUG の生み出すG.V.G.V.のコレクションの特徴のひとつです。 MUG は1999年にG.V.G.V.を立ち上げ、2003年の秋冬コレクションからは東京コレクションでのデビューを果たしました。2007年の春夏コレクションでは、ユニクロが旬のブランドやデザイナーとコラボレーションする大型企画、デザイナーズインビテーションにも参加し、成功を収めています。 また、2010年からは、k3の運営するセレクトショップ、グレープヴァインバイケースリー(grapevine by k3)代官山店のバイヤーとしても活動してきました。 2014年の春夏コレクションからは、G.V.G.V.のコレクション発表の場をパリにうつし、世界を見据えた活動を続けています。「海外セールスを伸ばすとともに、性別の垣根を越えたアイテム制作を続けていきたいです。」ユナイテッドトウキョウ(UNITED TOKYO)によるインタビューのなかで、MUG は今後の展望についてこのように話しています。そのこだわりのクリエーションとともに、今後の世界での活躍も注目されるデザイナーのひとりです。