ヨウジヤマモト及び株式会社Y's(ワイズ)内のブランドでは、次々と斬新で興味深いコラボレーションを実現してきています。そのコラボ相手は、アパレルだけにとどまることなく、様々なジャンルに渡っています。 特に、近年の例に挙げると、2013年には、木工作家アキヒロジンによる「AKIHIRO WOODWORKS」(アキヒロ ウッドワークス)とのコラボレーションを発表しました。アキヒロジンは、鹿児島を拠点として活躍する木工作家で、「手で作るプロダクトデザイン」をテーマとして、オーダー家具やオリジナルプロダクトなどを展開しています。このコラボレーションでは、鹿児島産のタブノキを材料とし、漆塗りを施したマグカップ「JINCUP」や、カフェオレボウルがリリースされました。これらのカップの底には「Y's」と「AKIHIRO WOODWORKS」のダブルネームが刻まれています。 また、ドイツ人デザイナーAriane Duztziが立ち上げたバッグブランド「Dutzi」(ダッズィ)ともコラボレーションしています。このブランドは、デザイナーがメキシコを訪れた際に仕事のない女性たちに出会い、彼女たちの生活に潤いをもたらしたいと考えたことから始まったブランドです。コーヒー豆を詰めるジュート袋(黄麻で織った布袋)を再利用して作られたバッグは、ひとつひとつハンドメイドで作られるため、それぞれ異なった風合いが楽しめるもので、「Y's」とあしらわれた刺繍も、手作業の味が魅力でした。 さらに同年、アパレルとしては、2013-2014年秋冬コレクションの一端として、イギリスの伝統的ブランド、「MACKINTOSH」(マッキントッシュ)ともコラボレーションしています。この時発表されたのは、マッキントッシュ伝統の製法で作られるゴム引きコートに、ワイズのオリジナルのパターンを採用したもので、シンプルかつモダンなデザインに仕上がっていました。 その他、ストリート系のカリスマ的ヘッドウェアブランド「New Era」(ニューエラ)やドイツのフットウェアブランド「BIRKENSTOCK」(ビルケンシュトック)などとのコラボレーションもスタートさせています。 ヨウジのコラボレーションは、業界の枠に捉われず、2016年には仮面ライダーともコラボレーションを果たしています。これは、仮面ライダーの生誕45周年を記念して実現したもので、2014年にオープンしたヨウジヤマモトのコンセプトショップ「Grand Y」とのコラボレーションです。元々オープン当初からウルトラマンシリーズやエヴァンゲリヲンなどとコラボするなど、日本のアニメや特撮ヒーロー物を再定義してきたことで話題を呼んでいた「Ground Y」。このコラボレーションでは、Tシャツやサマーニット、ハンカチなどに、仮面ライダーの原作者である石ノ森章太郎の原画が、カラーやモノクロで描かれた作品が登場。「Ground Y MASKED RIDER COLLECTION」と銘打って販売されました。 その他、芸術の分野へも精力的に展開しており、2014年にはペンで綿密画を描く現代美術家の笹田靖人とコラボレーションしています。この時に公開されたコレクションピースの最高価格は、648万円という驚くべき額でした。その後、2016年の春夏には、まだ知名度がなかった画家、朝倉優佳のペインティングをプリントしたドレスや、直接ペイントしたアイテムを発表して、話題を呼んでいます。 協業する相手の知名度などに一切捉われず、独自の感性に響いたブランド、アーティストたちと精力的にコラボレーションを展開していくワイズ、ヨウジヤマモト。この先もどのような革新的コラボレーションが行われるのか、見守っていきたいところでしょう。
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