こんにちは、イケダです。 今回は、知る人ぞ知るビルウォールレザーの最高峰のウォレットチェーン『SMOOTH U-JOINT/HORSE CLIP/K18 CROSSBONE SKULL WALLET CHAIN』のご紹介です。 ビル氏が、機能性と鏡面美にこだわってこだわって完成したU-JOINT。 こちら両端にコの字型にスリットを使用し、ブロックパーツに2本のシャフトを通して、全方位にねじれが生じないでリンク部分がからまず、使用できるという優れもの。 『えっ?それだけ?』って思う方もいるかもしれませんが、このU-JOINTができるまでは数々のサンプル作製と失敗があったそうです。 まず、製造工程の上でシルバーアクセは火(高熱)を加えてロウ付けを行っていく作業の繰り返しなのですが、U-JOINTのコマとシャフトとブロックパーツの微妙な熱加減が容易ではありません。 例えば、過剰に熱を加えた場合、融点の低い金属が溶け、パーツとパーツの間に流れ込み時間とともに固まってしまいます。(更に、他の仕様のウォレットチェーンは、間隔が広いので単純にロウ付けがしやすいです。) なので、リンクパーツ1個1個の間にビル氏の技術と経験値がぎっしり詰まっております。 そんな様々な過程を通り、U-JOINTは完成しました。 しかも、このアイテムを作成できるのはブランド側でもビル氏と、ランディ氏(BWL工房の職人)のお二人のみというのが、驚きです。 ちなみに、定価はそんな技術料があり、約125万円。 作り手側の手間賃が大変かかっている、唯一無二の技術の為『この技術がわからない奴は、買うな。』ばりの価格設定となっております。 ただ、世間の消費者はそんなことを求めている方が少ない現状で、なかなかU-JOINTの素晴らしさは理解されない。 いわゆる作り手側のエゴというものがありますが、シルバー職人にはそういうのが大事だと個人的には思います。 少なからず、この記事を読んだ方にはわかってくれると嬉しいです。 お問い合わせお待ちしております。