クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)は、フランス出身のファッションデザイナーで、1992年に自身の名を冠した靴のブランドを設立しました。 ハイヒール、パンプス、サンダル、ブーツ等のレディースシューズの他、スニーカ、スリッポン等のメンズシューズ、財布やハンドバッグ等の各種服飾雑貨、そして、2014年には「クリスチャン・ルブタン・ボーテ」が誕生し、ネイル、口紅のコスメラインも展開しています。

ルブタンが高級ブランドになるまで

パリの労働者階級地区に生まれたクリスチャン・ルブタンは、幼い頃からナイトクラブに出入りする中でショーダンサーに刺激を受け、特にシューズに興味を持ち、クレイジーホースのようなショーのシューズを作りたい、という思いからデザインを始めました。 アイコンであるハイヒールをはじめ、全てのシューズが「レッド・ソール」と呼ばれる深紅の靴底になっているのが大きな特徴です。その洗練されたデザインで、創立からわずか20年という短い期間で、世界中のセレブリティやファッショニスタを虜にし、顧客にはカトリーヌ・ドヌーヴ、マドンナなども名を連ねており、多くの女性が憧れる高級ブランドシューズとして認知されています。

店舗展開

店舗展開としては、ルーブル美術館から程近い、パリのアーケード街「ギャルリー・ヴェロ・ドタ」内にある路面第1号店から始まり、現在ではロンドン、パリ、モスクワ、ニューヨーク、ロサンゼルス、香港など世界各地に90以上の直営店を構えるまでになりました。 日本においては、2009年に日本法人クリスチャン・ルブタン・ジャパンが設立しました。そして、翌2010年2月、松屋銀座2階に日本初の直営店が、同年10月には、国内初の路面店が銀座にオープンしました。更に2013年12月には、青山に旗艦店がオープンしました。日本国内では7店舗目となり、世界では81店舗目となります。 旗艦店出店場所に青山という場所を選んだ理由について、 「今回出店した青山と出店済の銀座では、街の雰囲気がずいぶん違い、エリアとして大きく感じる銀座と比較すると、青山は小さな村のような印象を受けます。非常にコンパクトで、徒歩でのショッピングがしやすいという点、良いレストランがある点も利点です。中でも一番の醍醐味は、パリを少し連想させるような、日本らしさとヨーロッパテイストが混在している点です。」とクリスチャン・ルブタンは来日した際に語っています。

演出家としてのルブタン

2012年、パリ、ナイトショーの最高峰「クレイジーホース」に、初のゲスト演出家として招かれたクリスチャン・ルブタンは、子供の頃からの夢が叶ったと、それを二つ返事で引き受け、80日間限定の舞台「FIRE」を上演し、観客を熱狂させました。その後2013年に、映画界の鬼才デヴィッド・リンチ(David Lynch)が音楽を手掛け、映像化した「ファイアbyルブタン」が公開され大きな話題となりました。 以降、現在まで世界中の女性たちを虜にするシューズブランドとして、高い人気を誇り続けています。
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