ニゴが就任へ

2021年9月にLVMH傘下のケンゾー(KENZO)がフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)の後任としてニゴ(NIGO®)がアーティスティックディレクターに就任することが発表されました。 ニゴによるファーストコレクションは2022年1月の発表を予定しています。 シドニー・トレダノ(Sidney Toledano)VMHファッショングループ(LVMH FASHION GROUP)会長兼最高経営責任者(CEO)はニゴとルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)がコラボレーションしたコレクションに感銘を受け、ルイ・ヴィトンのマイケル・バーグ(Michael Burke)会長兼CEOにニゴをケンゾーのデザイナーに起用することを提案された過去があると語りました。シドニー・トレダノ会長兼CEOはニゴを「長年高田賢三氏を敬ってきた。ケンゾーの知識だけではなく、彼のパーソナリティやクリエイティビティは素晴らしい。」と評価しています。

ケンゾーを語る

ニゴは「ケンゾーのアーティスティックディレクターに任命していただきとても誇りに思います。私は髙田賢三さんがパリで最初のショップをオープンした年に生まれましたし、同じ東京のファッションスクールを卒業しました。1993年にケンゾーがLVMHグループに加わった年に私はファッションのキャリアをスタートさせました。賢三さんがオリジナリティを創造するアプローチの仕方は多様な文化の理解に基づいています。それは私のクリエイション哲学の本質でもあります。」と語り、「賢三さんのクラフツマンシップのスピリットを継承し、新たなケンゾーを築いていく事は私の30年のキャリアの中でも最大のチャレンジでもありますし、チームと共に成し遂げていきたいと思っています。」と語りました。

ニゴ

1970年生まれのニゴ(本名は長尾智明)は文化服装学院を卒業。1993年にキャリアをスタートし、同年にア・ベイシング・エイプ(A BATHING APE)を立ち上げます。フルジップ仕様のシャークフーディーをはじめとするヒットアイテムを生み出し、ストリートウエア界をけん引。そのほかファレル・ウィリアムス(Pharrel Williams)とストリートウエアブランドのビリオネア・ボーイズ・クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)を立ち上げ、ユニクロ(UNIQLO)のUTシリーズのクリエイティブ・ディレクターを務めるなど、幅広く活躍。2010年にはヒューマン・メイド(HUMAN MADE)を立ち上げ、11年にはベイプをI.Tに売却後、13年に同ブランドを去った。
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