ウンベルトレオン(Humberto Leon)とキャロルリム(Carol Lim)の2人は、カリフォルニア大学バークレー校に在学していた頃からの友人として、オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)を一緒に立ち上げています。 2011年より、ケンゾー(KENZO)のクリエイティブディレクターに指名され、就任しました。そして、2016年には、H&Mの12回目を迎えるデザイナーズコラボに伴い、ケンゾーが選ばれることとなったのです。 第一弾のコラボレーションは、H&Mとカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)によって行われ、キャロルリム自身はその当時、顧客として商品を購入したことを振り返っています。 単なるデザイナーアイテムではなく、コラボレーションのために作られたことに意味があるとの思いを持っており、今回選ばれたことを大変光栄に思っているのでした。 ケンゾーのクリエイティブディレクターに2人が就任して以来、新しい活力を与えている姿に感銘を受け、デザイナーズコラボのウィッシュリストに名前が挙がっていましたが、就任5年目にオファーを受ける形となりました。 コレクションには、創業デザイナーである高田賢三が大切にしてきた、多様性や、個性をコンセプトにしたものとなっています。 フォークロアなファッションを現代風に構築し直しデザインされたアイテムを作り出しており、ケンゾーが今までやったことのない挑戦を行っているのです。 今までは、高田賢三のデザインを熟知していたにも関わらず、敢えてコレクションに登場させてこなかったが、今回のコラボレーションでは、ケンゾーのアイコニックな作品に出合えるコレクションに仕上がっています。 2016年の秋冬コレクションにおいては、若々しい反骨精神を爆発させるコレクションとなっていました。 50年代を舞台とした不良少年の恋愛を描いた映画である「クライ・ベイビー」を思わせるアイテムがいくつも登場、悪ぶって見せるのは時代遅れなのかという思いを払拭させるかのような、コレクションに仕上がっています。 そして、ウンベルトレオンとキャロルリムが、今シーズン着目したのは、アメリカだけではありません。ケンゾーを手掛ける中で欠かせない、北東アジアからのインスピレーションも大切にしています。 そして、日本のアニメである、「セーラームーン」もインスピレーションの題材に挙げられ、光沢の強いエプロンドレスを、スクールブラウスに合わせて登場させたり、アメリカのコミック「ワンダーウーマン」に出てきそうなブーツなど、若さをさく裂させたコレクションを展開しました。
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