ブランドの創立

シュプリーム(supreme)は1994年に創立者のジェームス・ジョビア(Jame Jebbia)が当時のスケートシーンがほかのカルチャーと独立している事、かっこいいと思うスケートショップが無いことから真のスケーターの為のスケートショップを開きたいと考えニューヨークのラファイエットストリートで創立しました。 初めのうちはセレクト中心の商品構成でしたがオリジナルの商品も発売していました。 オリジナル商品の中でも代名詞のアイテムがBOXロゴを使ったアイテムです。Tシャツに始まりパーカー、リュック、ニットキャップ等BOXロゴのついている商品はブランドのアイコンとなっています。 日本では1998年に代官山にオープンします。その後に原宿、渋谷、大阪、名古屋、福岡と現在は6店舗日本に直営店があります。

独自の販売方法

販売方法も独自の方法を取っています。毎週新しい商品が店頭、オンラインで販売されています。人気アイテムの発売日には店頭には数百人の並び、オンラインでは1分以内に完売となってしまう程です。 商品の完売のスピードが速い為にプレミア価格が付き、中古市場では定価以上で販売されることが多くなってしまっているブランドです。 特に人気が出やすいアイテムがBOXロゴの商品にプラスして、他ブランドとのコラボレーションのアイテムが非常に人気になります。定番で行っているノースフェイス(THE NORTH FACE)、ヴァンズ(VANS)、ナイキ(NIKE)を初め、近年ではコムデギャルソン(COMME des GARCONS SHIRT)、アンダーカバー(UNDER COVER)といったドメスティックブランドとのコラボレーションも行っています。 ブランドだけでなく様々なアーティストともコラボレーションしており、バッドブレインズ(BAD BRAINS)、ミスフィッツ(MISFITS)、デッドケネディーズ(DEAD kennedys)等のバンドともコラボレーションをして話題を呼んでいます。 更には、絶大な支持を得ているストリートカルチャーのバイブル。スラッシャーマガジン(Thrasher Magazine)や、アンタイヒーロー(ANTI HERO)といったスケートボード関連とのコラボも行っており、それらのコラボシリーズは前日から並びが出るほどに人気となっています。 また、著名人のフォトをプリントしたTシャツも非常に人気があります。代表的な人物として、世界中を席捲したカリスマスーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)、元ボクシングヘビー級世界チャンピオンのマイク・タイソン(Mike Tyson)、世界的ミュージシャンのニール・ヤング(Neil Young)らが有名です。 様々なカルチャーとファッションを繋げ、人々を魅了し続けるシュプリーム。現在ではスケーターだけではなくインポート、モードファッションの人々も注目するブランドとなっており、現在のファッションシーンを牽引するストリートブランドの一つと言えるでしょう。
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