デザイナー、トムブラウン(Thom Browne)が手掛けるトムブラウンニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)は、ニューヨークに店舗が置かれ、アメリカ国外への進出はされていませんでした。 2009年、日本の岡山に本社を置くアパレル会社、株式会社クロスカンパニー(現在は株式会社ストライプインターナショナル)がアメリカのトムブラウン社を買収し、トムブラウンジャパンが設立されました。 クロスカンパニーは、これまでメンズラインのみだったトムブラウンで、レディース向けコレクションも始めるなど、トムブラウン事業に大変力を入れていました。これにより、トムブラウンニューヨークは2013年3月、日本に進出することとなります。 日本への店舗展開は、1号店であるニューヨークの店舗に次ぐ、世界で2店舗目の旗艦店ということもあり、トムブラウンニューヨークにとって新しいチャレンジでした。この店舗の出店場所として、有名ブランドが立ち並ぶ東京の南青山が選ばれます。 アメリカ国外初となる旗艦店の出店場所に日本を選んだ理由として、トムブラウン自身が東京に店舗を持つことが夢であったと語っています。日本のニーズとトムの創りたいものが、うまくマッチしていたのです。南青山の地が選ばれた背景には、トムが実際に見て回った中で南青山が好きだったということもあります。 ニューヨーク店舗より圧倒的な広さを誇る青山店は、外装にトムブラウンの代表色とも言えるグレーが採用されました。店舗を手掛けたのは片山正通です。片山は、マッキントッシュ(MACKINTOSH)の店舗づくりも手掛けており、トムブラウンからのオファーを受けた形でトムブラウンの店舗づくりに参加しました。 日本での出店は成功をおさめ、現在では全国展開されるまでになっています。トムブラウン社はクロスカンパニーに買収されて以降、世界的な認知度があがり劇的に収益が増加していきました。
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