アークテリクスとは

アークテリクス(ARC'TERYX)は1989年にクライマーであるデイブ・レーン(Dave Lane)とジェレミー・ガード (Jeremy Guard)によって、カナダにあるブリティッシュコロンビア州、ノースバンクーバーで設立されます。 アークテリクスという社名は始祖鳥の学名に由来し、ブランドロゴのデザインも発掘された始祖鳥の化石の中で最も状態が良いベルリンの標本を参考にして作られています。 アークテリクスの元となっているのは、バンクーバーにあったハーネス製造メーカー、ロックソリッド(Rock Solid)です。 多くのクライマーにその高いクオリティを認められていたロックソリッドは、ハーネス以外の製品づくりを求められました。そこで、1991年、ついにアークテリクスが誕生します。 ブランドのコンセプトは、地球上にある、最高のマテリアルと最高の技術、そして、革新的なデザインによって商品を作り上げること。 その製品作りはロックソリッド社時代に最も人気があったVaporハーネスの流れより、スノーボード、スキー、ハイキング、ロッククライミング、トレッキングといったアウトドアに関するアパレル関連を主力としています。

ゴアテックスのライセンス取得

1996年にはWLゴア&アソシエイツ会社よりゴアテックのライセンスを取得します。このことでガンマMXやアークテリクスシータARなど、人気商品のラインナップが完成しました。 アークテリクスは、1999年にはバーナービーに本社を移転します。 これは、より大規模な製品工場を同社が必要とするようになったためです。しかしながら、2005年に、バラード入江を渡るような形で再び本社をノースバンクーバーへと移転させます。

アークテリクスの製品開発

現在デザイナールームは2階建ての本社の2階の全スペースを、約20名いるデザイナーが思いどおりに使用するという環境で、素材メーカーが持ち込む新素材をマイクロスコープで吟味、時には改良を求めるといった形で共同開発しています。 また、アークテリクスの製品のカラーはすべて自然界に存在しているものを専任のカラーリストが選定しています。 2004年春より、アークテリクスは米国海軍のバトルパック製造受注コンペにおいて、他社に打ち勝ち、20万個の納品を受注しました。 米国海軍が自国以外の会社に特別仕様のパック製作を依頼するのは稀有な例で、アウトドアマーケットでは大変な話題となりました。 これらは、アークテリクスがクライアントのニーズを正確に判断し、アークテリクスが得意とするオリジナルの素材選びとデザインで強豪他社に打ち勝つことで受注することができました。 アークテリクスは日本においても高い人気を誇り、多数のアウトドア雑誌でデザイン賞を受賞しています。
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