アークテリクスの技術革新

アークテリクス(Arc'teryx)はカナダを拠点に、革新的であるアウトドアの技術とデザインを発信するため、展開を開始しました。1990年代以前は昔ながらの製法で、クライミングハーネスを平らに切り縫っていました。 さらにはパターンや体へのフィット感を考えた測り方もなかったため、当時、試験的に作られた、自転車を背負うための曲線のカーゴストラップから手がかりを得て360℃ハーネスにするという答えに辿り着きました。 それからフォーム、ラミネート加工、熱の実験がこうして始まっていきます。 高機能のオーブンと使わなくなったゴミ箱を利用し、プロセス、温度や型、素材や圧力に対して強度テストを行いました。それぞれが想像力を働かせ、情熱、努力、コラボレーションに助けられ、ついに Vapour™ Technologyが誕生しました。 高温と冷却を叶え、多次元のフォームを可能にした、業界初となる3次元アウトドアの装備は、人間本来の形に近づけたデザインとなっています。こうしてアークテリクスの技術革新が進んでいきました。

Thermoformed 3Dの完成

新しいデザインを再現するということは、新たなレインストーミングが必要となってきます。試行錯誤を繰り返し、特殊な装備を発明したことも成功につながり、熱形成する際の技術へ応用ができるようになりました。 まずは、いろいろな厚さのフォームを作成し、体型にフィットできるよう形を作り軽量化させ、優れた快適性のあるヒップベルトにカーブを付けました。 そこにショルダーストラップを合わせることで、Boraシリーズのバックパックとは違う、洗練された形と先細シルエットで、フィット感を実現したのです。 このようにしてアークテリクスは飛躍的な開発をし、すべてのルーツ、核となる存在として、Thermoformed 3Dは出来上がりました。

品質を支える素材

アークテリクスは素材にもこだわりがあります。軽量化と究極の耐久性と装備について追及し続けるため、創業当初からテキスタイルの製造者と提携し続けています。 あれから20年以上経った今でも、この関係を保っているからこそ、アークテリクス製品としての完成度を保っています。 長い時をかけ業界と関係を続けていたことで、特殊なテキスタイルの研究および開発に参加できる機会が増え、アークテリクスの追求する品質基準が確立できたひとつの価値を見出すこともできたのです。 さらにソフトシェルに関しては、高度な通気性と耐久性に加え、耐風性あるテキスタイルを作り上げるために、ラミネート加工した補助繊維素材を求めていたポーラテックと共同開発し、完成させました。 それにより、抜群の可動性と天候の変化に対応させ、通気性を兼ね備えたものとなります。 アークテリクスのデザインは、様々な環境に順応し機能するため、高品質なテキスタイルの研究および開発を続けています。これが技術革新へとつながっています。
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