ステラマッカートニーとの深い親交

現在のセリーヌのクリエイティブディレクターであるPHOEBE PHILO(フィービー・フィロ)。セリーヌで働く以前には有名ラグジュアリーブランドクロエのデザイナーとしてステラマッカートニーと共に活躍していました。 1973年フィービー・フィロはフランスのパリに誕生。イギリスのロンドンで学生時代を過ごしています。 ロンドンでも有数のロンドン芸術大学の通称セントマーチンズでファッションデザインを学び、同じ学校に在学していた元ビートルズのポールマッカートニーの次女であるSTELLA McCARTNEY(ステラマッカートニー)とも在学時から深い交友がありました。 大学卒業後はロンドンのデザイナーであるパメラ・ブランデルのもとで経験を積み、そののち、友人でもあるステラマッカートニーの立ち上げたブランドを支える手伝いをして過ごしています。

クロエでの経験

1997年にはステラマッカートニーがクロエの親会社にあたるリシュモンにスカウトされ、クロエのチーフデザイナーとしてステラマッカートニーが、友人でもあるフィービー・フィロも同じく一緒に働けないかと掛け合ったことをきっかけとして、クロエで働くことに。そして、フィービー・フィロはクロエでアシスタントデザイナーに就任することになりました。 クロエに就任してからの活躍としては、可愛いキャミソールやプリントTシャツを打ち出すことに。ステラマッカートニーと共に手掛けたこれらのアイテムは、クロエの打ち出していたイメージを一新させるものになりました。 若々しいものへと変貌させたことで、今までとは違うターゲットにシフトを移すこととなり、成功へと導いています。この功績が称えられたことによってフィービー・フィロはステラマッカートニーが行っていたチーフデザイナーの後任となりました。 就任後も、ユーモアでありながら、可愛らしいデザインのブラウスや、タイトなパンツなど斬新なデザインを次々に発表し、クロエの業績の好調を牽引しました。

妊娠とセリーヌへの就任

フィービー・フィロは妊娠したことにより、2005年の秋冬コレクションを期にフィービー・フィロが手掛けていたデザイナーのポジションを退き、デザインチームがクロエのコレクションを手掛けるスタイルへと変わりました。 子どもが生まれ、2006年1月には家族との時間を優先するため、フィービー・フィロは正式にクロエのチーフデザイナーのポジションを辞任します。 2008年にLVMH Moet Hennessy Louis Vuitton S.A(LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下にあるセリーヌのクリエイティブディレクターとして就任し、新たなスタートをきりました。
セリーヌ 高価買取いたします »

【RINKAN公式SNSにて最新情報配信中】