リチャードスタークの生い立ち

世界に冠たる最高峰シルバーブランド、クロムハーツを設立したリチャード・エリック・スターク(Richard Eric Stark)は、1960年5月19日に、アメリカはニューヨーク州のユーティカという街で生まれました。

ユーティカという街

1950年代、電機メーカーの大手であるジェネラルエレクトリック社が、ラジオ生産の拠点を置いたことで、「世界のラジオの首都」と呼ばれるまでの隆盛を見せたユーティカの街。ところが1960年代に入り、ジェネラルエレクトリック社がその拠点を中東に移したことで、ユーティカの産業は衰退の一途をたどることになり、「神に忘れられた街」とまで言われるようになりました。リチャードは17歳になるまでの多感な時期を、そんな街ですごしたのです。

幼少期のリチャード・スターク

その頃、彼は周囲を墓地と森に囲まれた家で暮らしていたそうで、友人の家に行く時にいつも墓地の中を横切って近道をして行ったり、ずっと墓地で遊んだりしていたと語っており、当時から、古びた農家や墓地、教会が好きだったそうです。リチャード自身は、自分はクリスチャンではないと明言していますが、クロムハーツのアイテムに様々な十字架(クロス)モチーフが多いのには、こういった幼少期の環境が影響しているとも考えられるでしょう。

高校を卒業した後は木工職人に弟子入りをし、家具の製造や建築など、木材を扱う仕事をしていました。時には、一軒の家の中にある全ての家具を作ることもあったほどで、今でもクロムハーツの作品で木を使う物については、自ら手掛けることもあるようです。

その後、木工職人の父親が営む革の輸入会社でも働くようになり、ハーレーダビッドソン(Harley‐Davidson)で営業に回っていました。その時に、自分で納得のいくバイクウェアを自分で作り始めたことがクロムハーツ創業のきっかけでもありました。また、クロムハーツを立ち上げた同年、マリブのサーファーであったローリー・リン・スターク(Laurie Lynn Stark)と運命的な出会いを果たし、結婚。まさに公私共に新たなスタートを切ったのでした。

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