ゴローズには、大変よく知られているイーグルやフェザーの他にも、様々な種類のネックレス、ペンダントがあります。その多くはやはり、ネイティブインディアンのモチーフをルーツとしたものです。
クロス
文字通り十字架のモチーフです。ただし、ネイティブインディアンにとってのクロスは、いわゆるキリスト教のような宗教的意味はなく、4つの方角「東西南北」を示す意味合いが強いと言われています。十字架が交わる中央に、K18金メタルやローズ、ターコイズ、メディスンホイールなどが付くバリエーションがあります。
スプーン
スプーンの形に沿って、イーグルが翼をそろえて後ろに伸ばしているデザインが特徴的なペンダントトップ。中央にターコイズやメディスンホイールなどをあしらったモデルもあります。生まれたばかりの赤ちゃんにシルバースプーンを贈ると、その子は一生食べるのに困らない、という言い伝えもあり、インディアンジュエリー作家の作品では、シルバースプーンはよく見かけるアイテムです。
ナジョーネ
ネイティブインディアンのモチーフで言う「ナジャ」です。元来は古代ムーア人が魔除けとして馬蹄をモチーフにデザインしたNaja(ナジャ)を、ナバホ族が女性の子宮に見立てて、子孫繁栄の願いを込めるアイテムにしたそうです。また、「母なる大地とのつながり」も意味すると言われています。
タタキ
厚さ3mm前後のシルバーのプレートから切り出したような、ティアドロップのシェイプをしたメダルです。丸みの強いものと、三角形に近いものがあります。K18金メタルやローズ、縄目のターコイズが付くものなどがあります。使い込んで味が出て、くすんで来た時の渋さに惹かれる人も多いようです。ただし、ゴローズのショップでは「タタキ」は禁句とされていますので、注意が必要です。
メタル
直径1cmちょっとの小さなメタル。K18ゴールド製のものとシルバーのものがあります。単体よりも、他のチャームとコンビネーションで使うことが多いです。またはチェーンの途中に付けて、アクセントとして使う場合もあります。
ロードランナー
実在する鳥「ロードランナー」のモチーフです。この鳥はカッコウの仲間で、和名は「ミチバシリ」、アメリカからメキシコにかけての半砂漠地帯に生息しています。ほとんど飛ばないかわりに大変速く走ることができ、機敏さ、素早さの象徴とされています。また、そこから転じて、災難を避けるという意味もあるようです。こちらもセンターに金メタルが付くものやターコイズが付くものなどがあります。
ヤジリ
矢じりは矢に欠かせないものであり、矢はインディアンにとって戦いの象徴です。大きさが何種類かあり、中央に金メタルが付くものと、向かって右側に寄せて付けられたものがあります。何度も叩かれたような、無骨でデコボコとした矢じりの表面が重厚な雰囲気です。
グラス
大麻の葉っぱをかたどったペンダントトップです。このモチーフ自体は「マリファナ」「マリワナ」「ヘンプ」「ガンジャ」などと呼ばれることもありますが、ことゴローズのこちらに限って言えば「グラス」と呼ばれます。こちらも中央にターコイズや金メタルが付いたものがあります。