ヴァージル・アブローとニゴのコラボにより、新たなルイ・ヴィトンへ

ストリートファッションを代表する2人がビックメゾンブランドでコラボ

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズアーティスティック・ディレクターを務めるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とア・ベイシング・エイプの創設者にしてヒューマン・メイド(HUMAN MADE)のデザイナー ニゴ(NIGO®)にとるコラボがルイ・ヴィトンから発表されました。

以前からコラボする両者がビックメゾンでのコラボは今回が初の試みで、多くの方から注目を集めるコラボです。

今回のコラボを通じて二人が表現したデザインはアイテムの細部を紐解くことにより、二人が見据える未来が見えるコレクションです。

コラボレーションの経緯

ヴァージル・アブローとニゴの出会いは2005年にさかのぼります。ヴァージ・アブローは当時、ア・ベイシング・エイプを運営していたニゴと出会い、ニゴの考え方や姿勢に感銘を受けたヴァージル・アブローはストリートファッションのメンターとしてニゴを尊敬し慕っています。

ニゴも、今回のコラボを通じで古くからの友人であるヴァージ・アブローだからこそ、コラボレーションを承諾したと語られています。

ニゴ自身も好きだと語るメゾンブランドからのコレボレーションは、自身も夢見たことだと語っています。以前は、サングラスのデザインのみで終わったしまったコラボを二人で再開できるのは嬉しい事だとも語っていることから、二人の関係性を象徴するコラボでもあります。

二人が表現する新たなストリートファッション

今回の「ルイ・ヴィトンLVスクエアード コレクション」通称 LV2と題したカプセルコレクションは二人が表現するルイ・ヴィトンの伝統的なデザインとストリートファッションの未来が表現されています。

ストリートファッションを代表するデザイナー二人があえてストリートテイストを抑えた表現を採用したのには理由があります。

それはストリートファッションの根幹を進化させる思いが込められているからです。

今回のコレクションは英国のダンディズムをテーマにモッズやサビルロウからインスピレーションを得る事で、単なるストリートファッションで終わらせるのではなく、ストリートファッションの根幹を進化させる思いがデザインに現れたコレクションに仕上げています。

日本のアイデンティティ、フランスの歴史、米国のヒップホップスタイル、英国の仕立てを融合させ、ルイ・ヴィトンらしい洗礼されたアイテムに実用性を加えたテラーリングを目指した結果、英国のダンディズムスタイルにたどり着いたと両者が語っています。

コレクションにテラーリングが多数来ナップされている理由も、テーマである英国のダンディズムが深く関わっています。

ルイ・ヴィトンを代表するダミエ・パターンにニゴの代名詞的なデザイン アイスクリームが溶けた様なデザインが、バックに施されています。キーポールやバックパック、ソフトトランクといったルイ・ヴィトンの象徴するアイテムはニゴのデザインが強調されたアイテムが多数ラインナップされています。

ルイ・ヴィトンのテキストスタイルも本来とは異なり、フォントを変更しコラボラインの名前であるLV2が各アイテムにデザインされています。

ロゴのフォントと細部のデザインはストリートを感じさせながらも、伝統的なテラーリングを施したコラボアイテムが両者が目指すストリートファッションの未来を理解できるカプセルコレクションです。