マッキントッシュ(MACKINTOSH)とは

1830年創業の「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」は、天然ゴムの溶液を2枚生地の間に流し込み接着したマッキントッシュクロス使用の、ゴム引きコートで有名なブランドです。 雨雪の多いイギリスで、レインコートを総称してマッキントッシュと呼ぶようになるほど、ゴム引きのレインコートはマッキントッシュの代名詞となりました。 同時に、当時のイギリス紳士たちの生活にとって欠かせないものとなり、今では世界で愛用される老舗ブランドにまで成長しました。 2007年6月、マッキントッシュは日本の八木通商株式会社が株式を取得して、連結子会社化。地方のセレクトショップがマッキントッシュを取り扱うようになり、高価格ながらその機能性やシンプルかつ洗練されたデザインと雰囲気で、日本国内でも注目を集め人気を呼ぶようになりました。

セカンドラインのスタート

そして同年、三陽商会はマッキントッシュとライセンス契約を締結。2008年秋冬コレクションから、セカンドラインとして「マッキントッシュ・フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」の展開をスタートさせたのです。 日本国内ではセレクトショップが、マッキントッシュを扱ったのに対し、マッキントッシュ・フィロソフィーは百貨店での販路が中心となりました。 30代の男性をメインターゲットに据え、キルティング素材を使用した軽量のジャケットやビジネススーツなど、都市型のライフスタイルに対応した幅広いアイテムで展開。 マッキントッシュにとって、マッキントッシュ・フィロソフィーが世界で初めてのトータルコレクションとなりました。スタート当初はメンズラインのみの展開でしたが、2008年にはレディースラインも展開を開始しています。

日本人向けにアップデート

デザイン面ではマッキントッシュの伝統的でクラシカルなデザインをベースとして、日本人の好みや感覚、時代のトレンドを加えてアレンジ。 サイズも日本人の体形に合わせたもので、価格もマッキントッシュより30%ほど低めに設定されています。 インポートのマッキントッシュ製品はサイズが大きすぎたり、高価で手が出なかった人にとっても、マッキントッシュの雰囲気はそのままで挑戦しやすくなったマッキントッシュ・フィロソフィーはとても魅力的な製品だと言えるでしょう。 マッキントッシュ・フィロソフィーは、関東で30店舗以上、全国70店舗以上で取り扱われています。また、オンラインストアでも購入可能です。 三陽商会はさらに、これまで百貨店をメインにしていた販路から新しい販路開拓によるブランドの強化を狙い、マッキントッシュ・フィロソフィーの非百貨店向け新業態である、「エディンバラ ガーデン マッキントッシュ フィロソフィー(Edinburgh Garden MACKINTOSH PHILOSOPHY)」も展開しています。 マッキントッシュの伝統的な雰囲気はそのままで、よりカジュアルなアイテムで20~30代の男女向けのアイテムを取り扱っています。
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