モンクレールジーニアスとは
世界中から愛されるラグジュアリーダウンウェアブランドとして名高いモンクレール(MONCLER)。
そんなモンクレールですが、新たにモンクレールジーニアス(MONCLER GENIUS)というラインを2018年の2月にスタートさせました。
モンクレールジーニアスとは、モンクレールが新たな進化を遂げたことによりスタートしたラインです。現在8名のデザイナーとコラボレーションをしたコレクションを展開しており、高い注目を浴びています。
世界中のデザイナー達が選ばれており、そのテイストも様々です。
ヴァレンティノ(VALENTINO)のヘッドデザイナーを務めるピエールパオロ・ピッチョーリ氏をはじめ、パームエンジェルス(Palm Angels)手掛けるフランチェスコ・ラガッツィ氏、クレイググリーン(CRAIG GREEN)デザイナーのクレイグ・グリーン氏などが選ばれていて、日本人からもフラグメント(FRAGMENT)などで有名な藤原ヒロシ氏と、ノワールケイニノミヤ(Noir kei ninomiya)のデザイナーを担っている二宮啓氏が選ばれています。それぞれ大変デザインのテイストが異なっていますが、これはあえて多様性を意識して選んだとのこと。
ピエールパオロ・ピッチョーリ
ピーエルパオロ・ピッチョーリ氏手掛けるモンクレール ピーエルパオロ・ピッチョーリでは、ヴァレンティノらしいエレガントな美しさをダウンジャケットに落とし込んだアイテムが目立っていました。美しいAラインシルエットのドレスのようなディティールのダウンジャケットなどが特徴的です。
フランチェスコ・ラガッツィ
パームエンジェルス手掛けるフランチェスコ・ラガッツィ氏ですが、彼の手掛けるモンクレールは、”I’m SO HIGH.”・”MAKE IT RAIN”という二つのコンセプトのもとに製作。ラグジュアリーストリートの風格漂わせる文字使いが印象的なコレクションとなっています。
クレイググリーン
クレイググリーンとモンクレールのコラボレーションでは、デザイナーならではの独創的な世界観を斬新なシルエットで体現。生地量の多いボリュームのあるダウンにロープなどで縛るシルエットは目新しいかつ衣服の可能性を提唱しています。
シモーネ・ロシャ
シモーネ・ロシャ氏手掛けるコレクションは、フェミニンな装飾とファーなどのマテリアルでアウトドアウェアに女性らしさを落とし込んだデザインでミニショー形式によって展開されています。
フラグメント 藤原ヒロシ
続いて日本人デザイナーとして選ばれた藤原ヒロシ氏。モンクレールジーニアスの第一弾としてコレクションが展開され、ダウンジャケットに彼らしいアメカジテイストが融合し、新たなカジュアルさを体現しています。
二宮啓
コムデギャルソンのラインとして人気のあるノワールケイニノミヤ(Noir kei ninomiya)デザイナーの二宮啓氏。彼の手掛けるモンクレールは、彼らしい独特なシルエットと複雑なギミックが盛り込まれており、どこかギャルソンらしいテイストがひしひしと伝わるものとなっています。
今後更に注目を高めていくモンクレールの新プロジェクト。8人のデザイナーが同じモンクレールに対して異なったアプローチをすることで衣服の可能性を私たちに提唱します。