ベルルッティは、アレッサンドロがフランスに工房を開いて以降、高級紳士靴としてオーダーメイド分のみの生産を行っていました。 1959年に既製靴が販売されるまで、このスタイルが崩れることはありませんでした。いつかは手に入れたい一足として多くの男性が憧れを抱くシューズブランドで、既製靴の販売がスタートした以降も、オーダーメイドの依頼がやむことはありませんでした。

究極の履き心地

ベルルッティは、独自のヴェネチアレザーを開発し、耐久性に優れながらも究極の履き心地の靴を提供してくれます。 ヴェネチアレザーを、パティーヌと呼ばれるムラ染め方法で染色し、一足ごとに微妙に違う表情で、履き込むほどに味が出るその顧客だけの一足を創り出しているのです。

細かな採寸

ベルルッティのビスポークシューズの製作は多くの工程を要します。店舗で顧客を迎える瞬間から始まっており、足の採寸も6~10か所のサイズを測定します。 この細かい採寸作業が、顧客の足に最もフィットするシューズを生み出すのです。その後、顧客が好みのレザーを選択します。

丁寧な靴型の制作

サイズ測定と素材選びが終わると、木で靴型を製作します。木の塊を少しずつ削ることで顧客のサイズに近づけて行くのです。 型紙の基本となるので、高度な技術と正確性が求められる行程と言えます。この木型をもとに型紙を製作し、革を裁断していきます。

フィードバック

裁断した革を縫い合わせたところで、ようやく試作品の完成です。これを顧客に試着してもらいフィードバックを受けます。 試着の結果をもとに、たった一足を創り上げていくのですが、試作品はミシンで縫い合わせていた作業を、本番は全て手作業にて行うのです。

パティーヌ染め

最後に、顧客が選んだカラーをパティーヌ染めで色づけしていきます。手作業でオイルを何度も塗り重ねて行く、非常に手間のかかる作業です。 ここまでの作業工程を経てようやく顧客の手に渡りますが、全部で6ヶ月もの製作時間を要する膨大な作業です。箱に顧客の名前を刻み入れ、箱のカラーはパティーヌ染めで選んだカラーと同色にするというサービスが顧客の満足度を増しています。
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