高級ライン

職人の細かい技術が光る、革靴の高級ブランド「クロケットアンドジョーンズ(Crockett&Jones)」ですが、イギリスで創業したこのブランドには、「ハンドグレード」と呼ばれる高級ラインが存在しています。 あらゆる種類の靴を生み出しているクロケットアンドジョーンズですが、その中でもハンドグレードはワンランク上の上質な靴を求める方から愛されているシリーズです。 クロケットアンドジョーンズの通常ラインであるメインコレクションとは、見た目だけでなく使用している素材、ソールなどに様々な違いがあります。

子牛の牛革を使用

まずは、ハンドグレードで使用する「革」についてです。クロケットアンドジョーンズの靴には上質な牛革が使用されていますが、ハンドグレードには若い子牛の牛革を使用しています。 メインコレクションで使用されている牛革の牛よりも、数カ月若い牛の革を使用することできめの細かい仕上がりを実現しています。 牛革は成牛に近づくほど硬くなるという性質を持っており、子牛の年齢が低ければ低いほど高値で取引されています。 そんな子牛の牛革を贅沢に使用したハンドグレードは、履く人の足にしっかりフィットします。丁寧に手入れすることで牛革のツヤがよみがえり、使い込むほどに深い味わいが生まれます。

ソールへのこだわり

ハンドグレードは、ソール部分にも深いこだわりを持っています。樫の木を原料として使用した、「オークバークソール」を採用しています。 樫の木をはじめとした原料から天然成分を抽出し、1年という長い年月をかけてソールに加工します。 世界最高と言われているドイツの革メーカー「レンデンバッハ(J.Rendenbach)」製のオークバークソールを使い、職人の手でハンドグレードのソールへと変身します。 革の繊維が密にしまっているオークバークソールは、地面との摩擦や水気にも強いので永年にわたって第一線で履きこなすことができます。 オークバークソールは、地面へのフィット感も高めです。ツルツルと滑る印象のある革靴ですが、クロケットアンドジョーンズのハンドグレードなら、革靴では珍しく地面をキュッとつかむようなホールド力も体感することができます。

半ガラス仕上げ

ソールの構造だけでなく見た目にもこだわっているのが、ハンドグレードの特徴です。「半カラス仕上げ」と呼ばれる技法で仕上げられたソールは、歩くたびに異なる色合いを見せてくれます。 土踏まずを基準として上半分をブラウン、下半分をブラックにすることで、ソールの色合いがツートーンになります。 見えない部分にもこだわりを持つことで、おしゃれさを表現しています。 履けば履くほど深みのある靴に変化するため、一生ものの靴と呼ぶのにふさわしいブランドです。