イギリスの紳士靴ブランドであるクロケットアンドジョーンズ(Crockett&Jones)は、チャールズ・ジョーンズ(Charles Jones)とその義理の兄弟であるジェームズ・クロケット(James Crockett)により、ロンドン北西に位置する都市ノーザンプトンで1879年に創立されたブランドです。

豊富な木型

クロケットアンドジョーンズは、世界のシューメーカーの中でも多くの木型の種類を持っており、靴づくりの素材選びやデザインバリエーションなど優れたノウハウを有していることが特徴のひとつです。 木型は、靴のデザインと機能性を決定付けるとても重要なもので靴づくりの原型となります。この木型に革を被せてクセ付けをして革を靴の形に形成します。 通称「パリラスト」と呼ばれる木型は、クロケットアンドジョーンズを代表する木型で、最高のフィット感を得られると抜群の人気を誇ります。2005年にフランスのパリ店オープンの際に靴職人ディミトリー・ゴメス(Dimitri Gomez)によって作られました。 伝統的なイギリスの靴のフォルムにフランスの風を吹き込んだデザインで、トラディショナルな中にモダンさを感じさせるフォルムが瞬く間に人気の足型となりました。日本人の足にもなじみやすく、日本でも人気のタイプです。

グッドイヤーウェルト製法

一足の靴を作り上げるには、上質なカーフやスウェードなど選りすぐられた革素材や、丁寧に一つずつカットされた底材など約200パーツを組み合わせていきます。 グッドイヤーウェルト製法で約8週間という時間をかけ200の工程を経て一足の靴を生み出していくというものです。 グッドイヤーウェルト製法とは、アッパーレザー、レザーライニング、ウェルトをすくい縫いしミッドソールにコルクを詰め、アウトソールを合わせて複式縫いする製法です。 長く製品を愛用するためには、減りの激しいソールを交換でき、快適な履き心地を感じられるグッドイヤーウェルト製法は無くてはならない製造方法でした。 生産行程には機械も多く使用されますが、実際には手作業が中心で高品質な靴を作るには些細な行程さえ省くことはできません。 <h2<長年愛用できる最高の靴 クロケットアンドジョーンズは、伝統的な靴づくりのこだわりはそのままに高品質で高いデザイン性のある靴を作り続けています。流行を無視するのではなく、時代のニーズにあった靴を生産することがクロケットアンドジョーンズのポリシーです。 素材の品質や生産工程など一切妥協することなく、長年培われた技術で作られた靴はこだわりの一足です。長年愛用できて履き込むほどに味わいのある表情を見せてくれる靴は最高の相棒となります。