「クロケットアンドジョーンズ(Crockett&Jones)」は、1879年にロンドンで靴メーカー専門店として創業しました。創業から今までの130年以上、伝統的な靴作りが変わることはなく、世界中で最高の靴メーカーとして地位を築いています。 そんなクロケットアンドジョーンズは、ラスト(木型)にも力を入れています。ラストとは、靴を形成していく中で、欠かすことのできない大事な足型のことです。種類も多く、より自分の足にピッタリなラストを選ぶことが出来ます。 1990年代後半のイタリアンのクラシックスタイルが落ち着き始め、世の中は極端な角のあるモデルが主流になってきました。それに伴い、エレガントなスクエアトゥが求められました。

「Last337」

そして2002年に職人の意見を取り入れながら、「Last337」が開発し、高級ラインとして発売します。 今までのラストよりさらにフット感を高め、足入れを狭めることで、今でもクロケットアンドジョーンズの定番ラストとして人気を博しています。ビジネスや冠婚葬祭まで幅広く使用できる「オードリー(AUDREY)」などに使用されています。

「Last236」

「Last236」は、少しゆったりしたデザインとなっており、足先の厚みが少なく、シャープなシルエットが特徴的です。 イギリスらしいラストの代表格であり、美しいラインを表現するアイテムとして、愛用する人も多く、「コノウト(NAUGHT)」で使用されています。

「Last367」

「Last367」は、337ラストを基本に、ウエスト部分からヒールにかけ絞ることで、よりホールド感を得られるようになりました。ヒールも高さを出すことで上品なシルエットとなっています。 かかとが小さめな日本人にもピッタリです。「ベルグレープ(BELGRAPE)」に使用されています。

「Last325」

「Last325」は、1955年にカントリーモデル用として製造されました。厚めのソックスを使用することを考え、つま先はボリュームを持たせて余裕があるのが特徴です。 「ペンブローク(EMBROKE)」に使用され、イギリスやアメリカでは、毎年秋から冬にかけて売り上げを伸ばします。ボリュームはありながらもスッキリした印象を与えているので、愛用者も多いです。

「Last224」

「Last224」は1960年代に、履く人に履きやすさと美しさを提供するために作られました。 丸みを帯び、ボリュームあるソフトスクエアトゥは、チャッカブーツとも相性抜群で、クロケットアンドジョーンズの代表作である「チャートシー(CHERTSEY)」で使用されています。 ラストでは珍しく、左右非対称の造りになっているため、程よいフィット感を得られるのです。50年経った今でも愛されているラストとなっています。

「Last348」

「Last348」は、337をベースとして、モダンの中にスタイリッシュさを取り入れたものです。337と367に比べ、つま先が細長く、エッジが効いているのが特徴となります。「ハイバリー(HIGHBURY)」で使用されています。

「Last341」

「Last341」は、シャープな中にも丸みを帯びたフォルムで、程よいヒールの高さがフィット感を高め、バランスが良くなるのです。 フォーマルシーンだけではなく、スリッポンとしても使用されることが多い一足で、代表作には、ローファータイプの「ティン(TIN)で使用されています。 このようにラストを変えることで、自分にフィットしたお気に入りの一足を選ぶことができる、クロケットアンドジョーンズの靴は、これからもその魅力で人々を惹きつけます。