ロエベのはじまり

ロエベ(Loewe)は、1846年スペインのマドリード市内のロボ通り、現在、エチェガライ通りと呼ばれている場所において、皮革製品の工房からスタートしました。始めは数人のスペイン人皮革職人によって開始しました。 その当時は、財布、フレーム、葉巻入れ、レザーケースやバッグ、長椅子、といった製品を生み出していました。その後1872年、ドイツからやってきた、皮革製品専門の職人であった、エンリケ・ロエベ・ロスバーグ(Enrique LOEWE Roessberg)がマドリードを訪れたことで、ロエベは大きく変化するきっかけを掴みます。 エンリケ・ロエベ・ロスバーグは、マドリードにある皮革工房を見学し、その際に、職人たちの技術の高さや、素材、品質の良さに、大変感銘を受けることとなります。工房の職人たちや、品質の高さを気に入ったことで、エンリケ・ロエベ・ロスバーグは、この工房のパートナーとして働くこととなります。 そして、1872年には自身の名前でもあるロエベを名前につけたハウスを設立し、そのときラクジュアリーレザーハウスのロエベが誕生しました。 1950年から60年代は、スペインでも権威のある建築家ハビエル・カルバハルがロエベのブティックを手掛けます。モダンで斬新な建築で世界中の注目を浴びることとなり、インテリアの先駆的な存在となりました。

ファッション界への参入

その後1965年からは、ファッションの分野にも参入しました。プレタポルタを展開することで、ブランドのファッション性をもより高めていきます。 そして、1970年に、今ではブランドの象徴としてもよく知られる「アナグラム」を作成します。スペインの画家であるヴィンセント・ヴェラによって生み出されたデザインで、ロエベを代表するマークとして、現在まで愛されています。 4つのLを組み合わせたこのデザインは、最上級のレザーにつけられるクオリティーマークとして刻印されています。1975年には、ロエベのアイコンとして象徴されるバッグが誕生しました。バッグの名前は「アマソナ」といい、職人の高い技術によって生み出された、時代を感じさせない、洗練されたフォルムに魅了されます。
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